2019-20年秋冬コレクションがニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京で発表された。主要都市の公式スケジュールで発表されたのは479ブランド(パリ:134ブランド、ニューヨーク:117ブランド、ロンドン:94ブランド、ミラノ:83ブランド、東京:51ブランド)。その中から読者のアクセス数(PV)を参考にランキング形式で上位100ブランドを紹介する。
ランクインしたコレクションを都市別で見るとパリが60ブランド、東京が18ブランド、ミラノが10ブランド、ロンドンが9ブランド、ニューヨークが3ブランドという結果になった。やはりコレクションと言えば“パリコレ”であり、注目度の高さは圧倒的だ。
堂々の1、2位を飾ったのはエディ・スリマン(Hedi Slimane)が手掛ける「セリーヌ(CELINE)」のウィメンズとメンズコレクション。前デザイナーフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の後任として手掛けるファーストシーズンで賛否両論を受けていたこともあってか、セカンドシーズンにも注目が集まったようだ。3位にはヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズコレ、4位にはストリートスタイルから一足抜け出し、エレガントやグラマーなスタイルに力を入れたデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」。5〜7位には「サカイ(SACAI)」、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」メンズコレ、「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」と知名度の高い日本人デザイナーのブランドが名を連ねた。8位はリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)の2シーズン目となる「バーバリー(BURBERRY)」だ。9位は「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」、10位は「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」がランクインした。1〜10位の中で「バーバリー」を除く、全てがパリで発表している。